組み合わせが11通り!?美しすぎるpalattiドリッパーを徹底レビュー

こんにちは!NOPPO to COFFEEののっぽです。
組み合わせ次第で味わいが変わるセパレート式陶器ドリッパー「palatti」をご存知ですか?
アメリカで目標の270%越えの応援金を集めた話題の陶器ドリッパーです。
本体とベース部分が分かれているセパレート式のドリッパーで、ペーパーフィルターとの組み合わせも含めて、全部で11通りの味わいを楽しむことができます。
この度palattiの正規代理店であるEZLIFE様より商品提供をいただきました。
- palattiドリッパーって本当に味わいが変わるの?
- 見た目は美しいけど使いやすさや手入れはどうなの?
上記の点が気になるあなたのために、この記事ではリアルな使用感、味わいの違い、美しいデザイン性について詳しく紹介したいと思います!
palattiドリッパーとは?知っておきたい2つの特徴や魅力

palattiドリッパーとは、コーヒーを淹れる「過程」の美しさを楽しめる陶器製のドリッパーです。
「palatti(パラティ)」という名前は、色をのせるパレット(palette)と味覚を意味するパレット(palate)の融合から生まれ、コーヒーを楽しむ体験をより豊かにすることを目的としています。
palattiドリッパーには「Terra(大地)・Dune(砂丘)・Mist(霧)」の3種類があり、ざっくりとした特徴は以下の通り。
- Terra:濃厚な味わい
- Dune:バランスが良い味わい
- Mist:豊かな香りやクリーンな酸味
ここからはそれぞれの特徴を詳しく見ていきます。
Terra(大地)の特徴と味わい

Terraは、従来型の台形ドリッパーで、抽出速度が比較的ゆっくりなのが特徴です。
そのため、お湯がコーヒー粉にじっくりと触れ、豆の持つコクや深みをしっかりと引き出すことができます。
特に中煎りから深煎りのコーヒー豆と相性がよく、濃厚で深みのある味わいを楽しみたい方に最適なドリッパーです。
- カリタ 扇形フィルター 102サイズ(2〜4杯用)
- CAFEC 扇形フィルター 102サイズ(2〜4杯用)
- palatti 扇形フィルター 102サイズ(2〜4杯用)
Dune(砂丘)の特徴と味わい

Duneは、フラットな底面が特徴のドリッパーで、抽出速度が安定していることからバランスの取れた味わいに仕上がります。
抽出時のお湯の流れが均一でムラが少なく、さまざまな焙煎度合いのコーヒー豆に幅広く対応できます。
すっきりと飲みやすい口当たりのコーヒーを楽しみたい方や、どんな豆でも安定した味わいを求める方に特におすすめしたいドリッパーです。
- カリタ ウェーブフィルター 185サイズ(2〜4杯用)
- palatti ウェーブフィルター 185サイズ(2〜4杯用)
Mist(霧)の特徴と味わい

Mistは円すい型のドリッパーで、抽出速度がやや速く、コーヒー豆が持つ繊細な香りや酸味などの風味を引き出すのが特徴です。
特に浅煎りから中煎りの豆と相性が良く、豆が持つ爽やかでフルーティな味わいを際立たせてくれます。
すっきりとした後味や豆本来の個性を楽しみたい方、香りや酸味を重視してコーヒーを楽しみたい方に最適なドリッパーです。
- HARIO V60用フィルター 02サイズ(2〜4杯用)
- CAFEC アバカ円すいフィルター (2〜4杯用)
- palatti 円すいフィルター V60(02サイズ)(2〜4杯用)
実際に組み合わせで味わいはどう変わる?

3種類のドリッパーそれぞれが本体とベース部分に分けられるセパレート式となっているのが、palatti最大の特徴です。
本体・ベース部分・ペーパーフィルターの組み合わせで全部で11通りの味わいを楽しむことができます。


ここで数学が得意な方は気になったはず。
「本体、ベース、フィルターがそれぞれ3種類だと3×3×3=27通りあるのでは…?」と。
実は、形状上組み合わせできないものもあるのです。
例えば本体Terra×ベースTerraのときには、円すいのペーパーフィルターははまらいため使用できません。
そこで「どの組み合わせができないのか」を知るためにも手書きで樹形図を書いてみました。(元高校数学教師)

雑な手書きですみません。わかったことをまとめると以下のとおりです。
- Terra本体では台形フィルターしか使えない
- Dune本体で使えるのは基本ウェーブフィルターだが、Mistベースにすると円すいフィルターも使える
- Mist本体で使えるのは基本ウェーブフィルターだが、Mistベースにすると円すいフィルターも使える
また、この番号に対応する底穴をすべてまとめてみました。樹形図の上から順に番号を並べています。

こうして並べてみると、本体とベースがTerra→Dune→Mist、ペーパーフィルターが台形→ウェーブ→円すいと、きれいな順に並んでいるのがわかります。
公式で示している通り、濃厚な味わいが欲しければTerraを、軽く飲みたいときはMistを、という調整を直感的に行って問題なさそうです。
公式では実際に549回ものテストが行われ、明確な味わいの違いが実証されているとのことです。
実際に僕がドリップしてみたところ、(549回は試してませんが)確かにTerraは濃厚、Mistはすっきりとした味わいになるという違いがはっきりとわかりました。
同じコーヒー豆を使っていても、ドリッパーとフィルターの組み合わせだけで自分好みの味わいを探すことができるのはワクワクして楽しいですね!
【レビュー】palattiドリッパーを実際に使ってみた
ここからはpalattiドリッパーを実際に使ってみて感じたことを、細かなポイントごとにまとめました。
デザインの印象や使い勝手、気になる点まで正直にレビューしていきます。
【DuneとMist】外見は台形でも中はちゃんと円すい構造
ベースとの接続部分を見てまず思ったことは、「あれ、DuneもMistも台形に見える…?」という点。

ぱっと見、外見は台形に見えるのですが、実際は内側がしっかりと円すい型に仕上がっているので安心しました。
Duneも台形ではなくしっかり平底になっています。
カリタのウェーブドリッパーをはじめとする平底ドリッパーと比べると底面が狭い感じですが、ウェーブフィルターを使えます。

ペーパーフィルターが浮くのでリンス推奨
3種類すべてに言えることなのですが、ペーパーフィルターがドリッパーにぴったりフィットはしません。少し浮きます。
特にウェーブフィルターはかなり浮きます。
カリタウェーブドリッパーやSIMPLIFYのようなフィット感を期待していると、少し気になるかもしれません。

ドリップする際にぶれてしまう恐れがあるので、palattiドリッパーを使用する際はペーパーフィルターはリンス(湯通し)したほうがいいと感じました。
リンスすることでドリッパーにフィットし、抽出が安定するはずです。

ベースにしっかり固定される安定感が◎
使っていて特に良かった点の一つは、ドリッパーがベース部分にしっかり固定される構造になっていることです。
同じセパレートタイプのオリガミドリッパーと比較しても、この安定感はとても好印象でした。

ドリップ前に粉面を平らにならすときも、ドリッパーがガタガタ動くことなく、安心してお湯を注ぎ始めることができました。
また、ドリップ後にシンクに置いた際も、本体がベースに固定されているおかげで、フィルターをひっくり返してしまう心配がないのが、地味ながらもうれしいポイントです。

MistはV60と同じ感覚で使える
Mistは円すい型のドリッパーです。そのため、ハリオV60を使い慣れている人には非常に馴染みやすい印象です。

注湯や抽出のタイミングも感覚的に近く、違和感なくスムーズに淹れられました。
ネットや書籍で多く出回っているV60用のドリップレシピをそのまま試すことができるのも、Mistのメリットだと感じます。
palattiだけで味わいのコントロールができて楽しい!
ペーパードリップの味わいをコントロールする主な要因は、大きく分けて以下の3点です。
- 粉の挽き目
- お湯の温度
- 抽出時間
ペーパードリップを始めたばかりの方にとっては、3つの要素を複合的に調整するのは少し難しいと感じます。
そうであればいっそ、粉の挽き目とお湯の温度は固定し、抽出時間をpalattiドリッパーの組み合わせだけで調整するとどうでしょうか?
ドリッパーとフィルターの組み合わせだけで手軽に自分好みの味わいを探すことができることは、palattiならではのメリットだと感じました。
それぞれの本体とベースの形は以下の通りです。

palatti本体の底穴とベースの穴の組み合わせによって、最終的な底穴の形が決まります。
ざっくり説明すると、底穴の面積が大きいほど抽出速度は速くなり、酸味寄りの味わいになります。
逆に、底穴の面積が小さいほど抽出速度が遅くなり、どっしりとした甘みや苦み寄りの味わいになります。
調整は以下の表を参考にしてみてください。


見た目と実用性を両立したデザイン性
ドリッパー全体に言えることですが、陶器ならではの重厚感があり、インテリアとしても映えるデザインです。

さらに、汚れが目立ちにくいマットな質感で、日常使いでも気兼ねなく使えそうです。
食洗機にも対応している点は、手入れのしやすさという面で大きなプラスポイントです。
サイズ感と使い勝手のバランス
palattiドリッパーは基本的に2〜4杯用がベースとなっています。
1杯分の粉量15gをドリッパーにセットしたらこんな感じになります。

DuneとMistで1杯分のドリップするときは、ケトルと粉面が遠くなってしまうため、少し淹れづらい印象でした。
(palattiドリッパーに限らず、他のドリッパーでも1杯分淹れる際は1杯用のドリッパー推奨です)
一方、Terraだけは他の2種類と比べると少し小ぶりの設計なので1杯だけ淹れてみても、特に使いづらさを感じることはありませんでした。
1杯分からでも安定して抽出できるので、使い勝手の幅も広いと感じました。
【Lunarコーヒーサーバー】面白い構造だが視認性はやや難あり

セットに含まれるpalattiの陶器製のコーヒーサーバー「Lunar」は、内側が小さな丘のような形状になっていてユニークです。

陶器ならではの美しさもあり所有感はありますが、中の様子が外から見えないため、抽出中の量がわかりづらいのは少し不便です。
ただし、内側には50mlごとのメモリが付いており、一部がわずかに透けるようになっているため、完全に視認できないわけではありません。
しかしながら、スケールを使ってドリップするのであれば中身が見える必要はなし。
それ以上に見た目が美しいので、ついつい使ってしまいます。
【Contactコーヒースタンド】注湯量の測定はやや工夫が必要

こちらもセットに含まれるpalattiのドリップスタンドは抽出量を量るために使われるアイテムです。
真っ白な上、重厚な作りをしているため、所有欲求を満たしてくれる美しいアイテムです…!
受け皿の上にスケールを置き、その上にサーバーを置いて使用します。

しかし、「抽出量」ではなく、僕のように「注いだ量」を量りたい場合は、スケールの上にドリップスタンドごと置く必要があります。
その場合は構造上ややアンバランスになりがちで安定性に欠ける印象がありました。

(ちなみに使用したスケールは普段使いしているタイムモアのBlack Mirror Basic)
個人的には見た目もスマートではなくなってしまったように感じてしまったので、ここは少し残念なポイントでした。
レビューまとめ
全体として、palattiドリッパーはデザイン性、構造のユニークさ、味わいの多様性を兼ね備えた魅力的な器具です。
ドリッパーとペーパーフィルターの組み合わせだけで、同じ豆でも様々な味わいに調整できる点でコーヒー初心者に特におすすめできます!
細かな気になる点もありますが、それを補って余りある美しさと体験価値を持っていると感じました!
palattiドリッパーの価格はいくら?お得な購入方法も解説!
さて、気になるpalattiドリッパーの価格を紹介します。
商品名 | 定価 | 特徴 |
---|---|---|
palattiドリッパー【Terra】 palattiペーパーフィルター【台形】 | 6,920円 | 台形ドリッパー |
ドリッパー【Dune】 ペーパーフィルター【ウェーブ】 | 7,310円 | 平底ドリッパー |
palattiドリッパー【Mist】 palattiペーパーフィルター【円すい】 | 6,920円 | 円すいドリッパー |
また、Terra、Dune、Mistの3種のセットや、コーヒーサーバー「Lunar」、コーヒースタンド「Contact」を含むフルセットもあります。
現在Makuakeのクラウドファンディング中につき、超早割で35%の割引価格で購入可能です!
数に限りがあるので気になる方はお早めにMakuakeをチェックしてみてください。
まとめ
palattiドリッパーは、デザイン性の高さに加え、多彩な11通りの味わいを楽しめるのが最大の特徴です。
インテリアとしておしゃれに部屋に置いておきたい方や、電気ケトルや電子スケールなどをごちゃごちゃ置きたくない方。
それでもコーヒーの味わいはしっかりとコントロールして、コーヒーライフを楽しみたいという方に特におすすめです。
Makuakeの割引を利用し、あなたもこの美しいドリッパーで豊かなコーヒーライフを楽しんでください!
それでは今回はここまで。のっぽでした!