【初心者向け】長く使えるハンドドリップコーヒーのおすすめ器具
ハンドドリップコーヒーを始めたいと思い立ったのに、
どんな器具を買えばいい?それぞれの器具にも種類がありすぎて…
何を買えば良いのかを考えているうちに時間ばかり過ぎ、結局ハンドドリップを始められない。
そんな悩みを持つコーヒー入門者は少なくないでしょう。実は僕自身がそうでした。
ハンドドリップを始めようと思い立った2年前。
「器具をそれぞれ揃えるとなると出費がかさむな…」
極力無駄な出費をしたくなかった僕は、とことん調べました。ハズレ引きたくないんだ。
朝起きて布団から出る前にはコーヒー系ブログは読み漁り、浴槽に使っている間はコーヒー系ユーチューバーの器具レビュー動画をリピート再生。
多くの時間をリサーチしているうちに、気づきました。多くの方がおすすめしている器具に共通点があることに。
そこで僕は「みんなおすすめしてるんだから間違いないだろう!」と思い、えいや!とAmazonでポチリ。
「本当にいいモノだろうか」と不安を抱きながら使ってみたのですが…、やはりどれも間違いありませんでした!
先人たちよ。ありがとう…!
すべては膨大な時間を費やし、色々な器具を比較レビューしてくださった先輩方のおかげ。
無駄な出費をすることなくすばらしい器具を一発で買うことができました。感謝の気持ちでいっぱいです。
ということでこの記事では、これからハンドドリップを始める入門者・初心者の方に向けて、僕がリサーチして購入し実際に使用した器具の中から「まず初めに買うべきコスパに優れたコーヒー器具」を紹介します。
実際に使ってみて満足している器具だけを紹介しますので、安心して下さいね。
ドリッパーはハリオV60
まず紹介するのはドリッパー。
このドリッパーにコーヒーの粉をセットしてお湯を注ぎ、ゆっくり落とすことで美味しいコーヒーを抽出するわけです。
はじめてのドリッパーはハリオのV60を買っておけばまず間違いないでしょう。
コーヒー愛好家の9割9分は持っているのでは?というくらい多くの方に愛されているドリッパーです。
V60は、円すい形で大きな一つ穴が空いているのが特徴で、抽出時間やお湯の流れを細かく調整できます。
お湯を一気に注げば高速抽出ができるし、ゆっくり注げば低速抽出も可能。
アイスコーヒーをドリップするときのように、少ないお湯でちびちびドリップしたいという場面でも使いやすい!
V60を一つ持っていれば、いろんなドリップレシピに対応でき、好みの味わいに調整することも簡単です。
また、さまざまなサイズや素材で販売されており、個人の好みや使用するコーヒーの量に合わせて選ぶことができます。
同じV60でも素材や大きさで値段は変わるんですが、一番安いプラスチックのもので500円程度で買えるので、気軽に買えるのもポイントです。
ドリッパーを買ったら、対応したサイズのペーパーフィルターも忘れずに買いましょう!
おすすめのペーパーフィルターは三洋産業のアバカフィルター!
ケトルは山善の電気ケトル
次はお湯を注ぐためのケトルの紹介します。
コーヒー専用に作られている細口のケトルがおすすめです。
そんな細口のケトルの中でも特におすすめなのが山善の電気ケトル。
山善のドリップケトルは、1℃単位の温度調整機能を備えています。
コーヒー豆の焙煎度によって適切な温度は異なります。
- 浅煎り:92℃
- 中煎り:88℃
- 深煎り:83℃
適切な温度でお湯を沸かすことができるため、非常に便利です。
また、山善のケトルの最大容量は800ml。
常温(23℃)から沸騰させるためにかかる時間は4分30秒程度と非常に速いです。
そして山善の電気ケトルの最大の魅力は、ズバリ安いこと!
他の電気ケトルがもっている基本的な機能を持ちながら、比較的安い価格で購入することができます。
スケールはタイムモアbacic+かハリオV60ドリップスケール
次はスケール(はかり)です。
コーヒー用のスケールは重さだけでなく時間もはかることができます。
お湯を注ぐタイミングはコーヒー抽出の重要な要素で、時間をはかってドリップすることで自分好みのコーヒーの味わいを再現しやすくなります。
おすすめはタイムモアbasic+かハリオV60ドリップスケールの2種類。
タイムモアは感度がよいため正確な注湯がしやすい他、ドリップを開始すると自動的にタイマーが動き出す「オート機能」という便利な機能があります。しかし、少しお高め。
一方ハリオは、値段が安いけど感度がタイムモアと比べると感度が遅く、慣れが必要です。
正直、自宅にすでにあるキッチンスケールとスマホのタイマーがあればコーヒー用のスケールは必要ではありませんが、長くコーヒーを楽しむつもりであればひとつあると便利ですよ。
コーヒーミル(グラインダー)はタイムモアC2
次はコーヒー豆を挽くミル(グラインダー)です。
コーヒーミルの刃には、大きく分けて「ブレード式ミル」と「臼式ミル」の2種類があります。
ブレード式ミルよりも臼式の刃の方が均一な粒度で挽くことができるのでおすすめ。
また、ミルには手挽きと電動がありますが、電動は高いのではじめは手挽きを買ってみてはどうでしょうか?
多少手間がかかりますが、ゴリゴリ手挽きするのが楽しいのも魅力ですね!
そんな手挽きミルの中でも特におすすめなのがタイムモアC2。
タイムモアC2は刃が高性能・高品質なので、粉の粒度を揃えやすい。ダイヤルを回せば簡単に挽目を調整できます。
また、高性能の割に値段がリーズナブル。はじめの1台にぴったりです。
C2は特に多くの人がおすすめしている名器です!
ちなみに、容量が大きめのタイムモアC2MAXもあります。
コーヒーサーバーはハリオV60レンジサーバー600クリアか珈琲考具割れにくいコーヒーサーバー700ml
最後はコーヒーサーバー。
サーバーを選ぶポイントは次の2つです。
- 洗いやすい設計になっていること
- ある程度大きいものを選ぶこと
小さいサーバーだと、ドリップしたあとコーヒーをくるくる回して撹拌するときにこぼしやすいので大きい方がおすすめです。
スプーンやマドラーで混ぜれば問題ないけど、洗い物増やしたくないんだ…!
これらを加味しておすすめなのがハリオV60サーバー600クリアと珈琲考具割れにくいコーヒーサーバー。
ハリオV60サーバー600クリアはガラス製で美しい見た目。使い勝手も抜群です。
珈琲考具割れにくいコーヒーサーバーはトライタンという樹脂でできていて、軽量で落としても割れにくいのが特徴。
どちらも電子レンジと食洗機に対応していて実にグッドです。
まとめ
コーヒー入門者・初心者に向けて、まず初めに買うべきコスパに優れたコーヒー器具を紹介しました。
今回紹介した器具は「ジャンルごとの一番安いモノ」ではありません。「この性能をこの値段で!?」というものばかりです。
実際僕も使い続けていて、満足している器具たちなので、買って後悔はしないはず。
とはいえ、すべて揃えるとなるとそれなりの出費になります。
まずはドリッパーとミルだけ買って、あとは代用品で楽しむという感じでもいいのではないのでしょうか。
ぜひ気軽にコーヒーライフを始めてみましょう!
それでは今回はここまで。NOPPO to COFFEEでした!ありがとうございました。