【急冷式】ハンドドリップで作る美味しいアイスコーヒーの入れ方

【急冷式】ハンドドリップで作る美味しいアイスコーヒーの入れ方

「ハンドドリップでアイスコーヒーを淹れたいんだけど、味が決まらない!」

そんな悩みはお持ちじゃないですか?

実はホットコーヒーとアイスコーヒーの淹れ方は大きく異なるので注意が必要です。

そこで今回は、コーヒー屋の僕が実際に使っているアイスコーヒーをドリップするレシピとポイントを解説します。

一味違うアイスコーヒーを楽しんでいただけるはず。ぜひお試しください。

目次

急冷式アイスコーヒーの基本のレシピ

僕はアイスコーヒーを「急冷式」でドリップしています。

濃厚なホットコーヒーを氷の上に落として一気に冷やすという方法ですね。

レシピは以下の通りです。

急冷式アイスコーヒー基本のレシピ

アイスコーヒー1杯分

  • コーヒー粉21g(挽目:細引き)
  • お湯150g(93℃)
  • 急冷用の氷80g

0:00 40gまで注ぐ(混ぜる)
0:30 計80gまで注ぐ
1:00 計110gまで注ぐ
1:30 計150gまで注ぐ
2:30 抽出完了

使用する器具
  • ドリッパー
  • ペーパーフィルター
  • サーバー(混ぜるため大きめがおすすめ)
  • 電子スケール
  • タイマー

急冷式アイスコーヒーの実際の抽出方法

STEP
湯通し(リンス)

ドリッパーにペーパーフィルターをセットし、全体を湿らせるようにお湯をかける。

サーバーに落ちたお湯は忘れずに捨てましょう。

湯通しはペーパーフィルターの紙臭さを取るために行います。
紙臭さが目立たないフィルターを使っている場合や、紙臭さが気にならない場合は省略してもOKです。

STEP
氷とコーヒーの粉をセット

サーバーに氷を入れる。

コーヒー豆を挽いて粉にし、フィルターに入れる。

ドリッパーをとんとんしたり水平に揺さぶったりして、粉を平らにする。

STEP
蒸らし

コーヒーの粉全体を濡らすように40gのお湯を注ぎ、30秒待つ。

注いだらドリッパーを揺さぶったり、スプーンで練ったりして、お湯を粉全体に行き渡らせる。(抽出効率が上がります)

STEP
ドリップ

残りのお湯を何回かに分けて注ぐ。

具体的には以下の通り。

0:00 40gまで注ぐ(混ぜる)
0:30 計80gまで注ぐ
1:00 計110gまで注ぐ
1:30 計150gまで注ぐ
2:30 抽出完了

STEP
急冷

サーバー内の氷が溶けきるまで混ぜる。

溶け切ったときに、抽出した濃いコーヒーが薄まってちょうどいい濃さになるように氷の量を調整しています。

STEP
グラスに注ぐ

氷の入ったグラスに注いでできあがり。

キンキンに冷えたアイスコーヒーは最高です!

急冷式アイスコーヒーQ&A

アイスコーヒーにどんな豆を使えばいい?

アイスコーヒーに使う豆は、基本的になんでもOKです。

一般的に深入りで苦味が強いコーヒー豆が使われることが多いように思いますが、

浅煎りのフルーティーな豆をアイスコーヒーにすることで、独特なフルーツティーのようなアイスコーヒーに仕上げることもできます。

どちらも美味しいですよ。

急冷用の氷とグラスの氷を分ける理由は?

ちょうどいい濃度のアイスコーヒーをつくるためです。

このレシピでは、抽出された濃厚なコーヒー液がサーバー内にある急冷用の氷を溶かしきって薄まったときに、ちょうどよい濃さになるように調整しています。

氷の量がテキトーだと、急冷するときに氷を溶かしすぎて薄まってしまうということも。

そんな事態を避けるために、急冷用の氷とグラス用の氷は分けることも大事なのです。

急冷用の溶かす氷と保冷用の溶かさない氷を分け、適切な濃度のアイスコーヒーを楽しみましょう。

濃いコーヒーを抽出するためのポイントは?

濃いコーヒーを抽出するために次の3点を意識します。

  • お湯は高い温度を使う
  • 挽目は細引きにする
  • 蒸らしで混ぜる

これらを意識することで、コーヒーの成分の抽出効率が上がります。

少ない湯量でもコーヒーの甘み・酸味・苦味などの成分を抽出するためにぜひ取り入れてみてくださいね。

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